京都 神社めぐり☆#02 蚕の社

 極楽新連載― 『極楽、神社へゆく!』
#02:蚕の社

こんにちは。ちょっと時間空きましたが第2回です。

太秦近くののどかな住宅地を歩いていると、突然現れる巨樹の森。
「蚕の社(かいこのやしろ)」はこの森の中にある神社。
うっそうとしているのに、でもどこか心地いい気が流れているのに
心トキメキながら、ぐるりと一周楽しんで参りました。


鳥居から中をのぞみます。木々がこんもり繁っています。


ぐんぐん中に進めば進むほど、緑が増えていきます。
手前は拝殿。


通称「蚕の社」「木嶋神社(このしまじんじゃ)」とも呼ばれる
こちらの神社の正式名称は
「木嶋坐天照御魂神社(このしまにます あまてるみたま じんじゃ)」。
延喜式内社であり。『続日本紀』大宝元年(701)年の条に神社名が
記載されているそうで、それ以前から祭祀されていたことが分かる
とても古い神社。

Wikipedia先生によると、名前の由来は
「木嶋に鎮座する天照御魂神の社」という意味で、
「木嶋」という名前は、原野に茂る木々の様が「木の島」のようで
あったからとされるそう。1200年以上たった今でも、
「大きな森だなあ」と思うのだから、かつては別天地のような
深遠な森だったのかなあ、と思いをはせてしまいます。


お、双葉葵の紋です。実はこの神社がる森は「元糺の森」と呼ばれています。
つまり、下鴨に「糺の森」が遷る前はここが「糺の森」と呼ばれる地だった
ということ。だから紋も、双葉葵なのかなあ。

ちなみに「蚕の社」といわれるのは、本殿東側に織物の始祖を祀る
「蚕養神社(こがいじんじゃ)」があり、養蚕業にたずさわる人々から
厚い信仰を得ていたたため、この名で呼ばれるようになったそうです。


本殿から拝殿を眺めます。


本殿に大きな蜘蛛の巣と大きな蜘蛛がいました。
どうしても写真に蜘蛛は写らなくて(不思議)。
ここの神様かなあ、なんて思ってしまいました。

京都 神社めぐり☆#01 市比賣神社

極楽新連載― 『極楽、神社へゆく!』
#01:市比賣神社

こんにちは。今度こそ第1回であります。
先日ご紹介した出町妙音堂さんの中にある「豊川稲荷大明神」も
気になるところですが、こちらはあらためることにして、
本日は、市比賣神社(いちひめじんじゃ)をご紹介いたします。

こちらは言わずと知れた、「女人厄除」「市場守護」のご利益で有名なお社。
創建は、なんと桓武天皇の時代にまで遡る延暦14(735)年。
現在の西本願寺のあたりにあった、平安京唯一の官営市場の守護を願う
役割を果たしていたそう。その後、豊臣秀吉の時代の1591年に、
現在の地(河原町五条下ル)に移転鎮座されました。

そんな長い歴史を経た、今日のお姿は……



じゃーん! 入口です。神社本殿としては珍しく北向きです。
(これは御所の方を向いているからだそう)


 
ヒキでみると、、なんとマンションの1Fに鎮座するかたち。


マンション名は、「リリジョンいちひめ」。
さながら、市比賣信仰といったところでしょうか。
看板がたまらなくカワイイです。


ちなみに、「市比賣」の「賣」は「売」の旧漢字。
つまり「比賣=ヒメ=姫」なんですよね。
でも、どうして神話の女性神に「比賣」という漢字を当てるように
なったのでしょうか。そんなん、昔の人か白川静先生あたりに聞いてくれ、
って感じでしょうけど。。。
"賣" には、本来、品物や権利を売る代わりにお金を「得(う)る」という
意味があったからかな。こどもを「得る」からとか? 
ううむ。今度詳しく調べてみたいものです。

京都 神社めぐり☆ episode0 出町妙音堂からの…。



極楽新連載― 『極楽、神社へゆく!』
episode 0:出町妙音堂からの…。 

こんにちは。ヤマグチです。
店主がお坊さんの当店、久々に新しい連載を始めるにあたって
「お寺巡り」をしようと思ったのですが、謎の一捻りを加えて
「神社巡り」をすることにしました。

理由は、京都にまつわるウェブでは、お寺案内の方が神社案内より
豊富にあるような気がして、、、ならばこちらは神社をば、と思った次第。
しごく天の邪鬼な理由ではあります(笑)。
とはいえ明治の神仏分離令が出るまでは、この日本では「神仏習合」は、
ごく自然なことであったはず。神社を巡りながら、仏教とつながる
新鮮な発見があるかもしれないな、なんて思ったり、
比較文化的な見方もできるかなあ、なんてぼんやり考えています。

あと個人的に気になるのは祀られている祭神。
日本の神様の系図ってすごく長くて、めちゃたくさんの神様が
いるではないですか。八坂神社がお祀りしている2祭神のうち、
スサノヲノミコト(素戔嗚尊)はなんとなく分かるけれど、
クシイナダヒメノミコト(櫛稲田姫命)って、ん、どなたかしら??
みたいな感じではないでしょうか(笑)。その辺も探っていきたいと思います。

* * *

で、初回です。
見かけた街中の神社からどんどん入ってレポートしようと思っていた矢先、
出町柳で鳥居を発見! よしいざ! と思って入ったそこは
「出町妙音堂(でまちみょうおんどう)」という、
それはそれは美しい、弁財天さまが祀られるお寺なのでした。。。

ということで、エピソード1のつもりが、0に急きょ変更(笑)。
早くも神仏習合の名残に出会うわけでして。。。
1回目がお寺、というのも、まあ極楽らしいかなということで、
ハイ! 連載スタートです。

NEWS☆第5回「さくらん衣装展」絶賛開催中です!

こんにちは、編集部のヤマグチです。
本日は、現在開催中の蜷川実花写真館「第5回 さくらん衣装展」
をご紹介いたします。

今回のテーマは、ごくらくマネージャーえみさん企画
「衣装で見る蜷川作品」♪
映画『さくらん』の衣装の中で、蜷川実花監督の作品がプリント
されている衣装をご紹介しています。



艶やかな桜や青やピンクの菊の花、ゆったりと泳ぐ金魚の姿……。
どれも蜷川さんの写真作品がベースになっています。

京都から、極楽堂からできることを。

こんにちは、極楽編集部です。

この度の東北地方太平洋沖地震について
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、1日も早い救出活動と街のご復興を心よりお祈り申し上げます。

私たち京都極楽堂書店も、京都という街で、そしてこのお店からできることを
一生懸命探っているところです。そのためにも、まずは京都に来られた
多くの皆さまに、めいっぱいこの街で楽しんでいただき、これから皆で
支え合ってがんばっていくためのエネルギーを蓄えていただきたいと思っています。
スタッフ一同、ワクワクするようなお店づくりを進めていきますので、
どうぞよろしくお願い致します。


さて、こちら東山区では、12日からは東山花灯籠が始まり、
現在、清水寺でもこれに合わせたライトアップが開催されています。
期間は21日(月・祝)まで。時間は18:30〜21:30(最終入場)です。
その後、3月25日(金)〜4月10日(日)あらためて夜間拝観が始まりますので、
お間違えのないよう、お足をお運びくださいませ。


こちらは、蜷川実花写真館で現在開催中の第5回「さくらん衣装展」の様子です。
明日のブログでご報告しますので、お楽しみに!

極楽NEWS☆店長修行入り&しまい大国祭 など。


こんにちは、ヤマグチです。
紅葉シーズンも残すところわずか。みなさん、楽しんでますか〜??
(写真は今年の神護寺です)

本日は、みなさんにいろいろお知らせがあります。

その1☆
本日4日より25日まで、当店のアイドル、そして名(迷?)店長である月澤が、
お坊さんになる最後の修行を積むべく、2週間の修行に入りました。
この間の店長は俗世間と隔絶されて、修行に励むのだそうです。
(財布も携帯もぜーんぶ預け、メディアとも隔絶されるそうで、
過去には、戻ってきたら政権が変わっていたこともあるのだとか!)
この間は、店長不在でご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦くださいませ。
次にみなさんにお会いするときは、"修行中"ではなく、一人前の「お坊さん」
として成長して戻ってまいりますので、どうかあたたかくお迎えくださいますよう
お願いいたします!

夏の写真でゴメンナサイ。。。
我らが店長デス。全国の店長ファンのみなさん!
しばらくの間はこれでご容赦を♪
(ファンいなかったらどうしよう〜!?)


その2☆
明日12月5日は、清水にある地主神社の「しまい大国祭」です。
地主神社と言えば、縁結び☆のかみさま。
「しまい大国祭」とは、1年間のえんむすびをしめくくるお祭りだそうで、
ご利益を感謝し、来る年の開運招福を祈願するそうです。
神社名物・恋占いの石と恋の願掛け絵馬のお祓いなどが行われ、
参拝の方全員に平和と開運の「こづち守り」を授与されるのだとか。
午後14時開始ですので、お近くにお越しの際は、ぜひ見にいってみてください♪

……と、こんな珍しいイベントを調べるのに便利な
『京都手帖2011』も当店で絶賛発売中です☆☆
(わたしはこのお祭りを京都手帖で知りましたよ〜)

昨年に続き、木版司 竹笹堂さんのデザインが
表紙や毎月のカレンダーを彩っています!!


その3
当店オリジナル商品第二弾 香<GO KU RA KU>も好評発売中です!!
極楽浄土をイメージして制作したこのお香、箱の中には、
だるま商店さんが描いてくださった色鮮やかな「極楽図」が
入っています。来世どころか、来年の”開運招福” にもご利益ありそうな
素晴らしい絵図ですので、ぜひともこの機会にお求めくださいませ☆
もちろん香りも、すご〜く心地よい "ゴクラク"の香りですよ。




それではみなさん、よき週末を!

極楽NEWS☆ 極楽クリスマスギフト2010


こんにちは、ヤマグチです。いよいよ明日から師走が始まりますね。
極楽堂では12月初旬より、クリスマスギフトキャンペーン2010
「本の冬じたく ーサンタに願いを、本にカバーを☆をはじめます。

「え? 店主がお坊さんなのにクリスマス!?」 
と驚いていらっしゃるみなさま、どうかご心配なく。
マンガ『聖☆おにいさんによれば、イエスさまはブッダさんの大切なお友達☆
ならば、極楽堂にとっても大切なお友達なのであります。エッヘン!


と、みなさまを煙に巻かせていただいたところで、フェアのご紹介を。
12月といえば、本格的な冬じたくが必要。
マフラー、手袋、耳あて etc.... でも、何か忘れてはいませんか?
そう、通勤やお気に入りのカフェで本を読むときのブックカバー。
本だって、冬は寒いのであります。
凍えるような寒さに、ぶるぶる震えているであろう大切な本たちを、
モダンなデザインで人気の「木版司 竹笹堂」の手摺りブックカバーで、
やさしくカバーいたしましょう。

 ○木版司 竹笹堂
 明治年間創業の「老舗手摺匠 竹中木版」の四代目、現代の名工・竹中清八
 (黄綬褒章受賞)を師に持ち、卓越した技術によって日本はもちろん、
 海外からも高い評価を受けている五代目・竹中健司氏が展開するお店。
 木版画の新たな可能性を探りながら、匠の技を生かしたインテリア雑貨や
 ステーショナリーを生み出しています。
 1枚1枚ていねいに、手摺で仕上げられるアイテムたちは、
 思わずはっとするようなモダンな意匠と鮮やかな色合いが魅力。
 同時に、心地よい手仕事のあたたかさも伝わってくるので、
 贈りものにも、自分へのご褒美にもぴったりです。www.takezasa.co.jp


今回のキャンペーンでは、竹笹堂のブックカバーと、
極楽堂セレクションの文庫(古本)をセットでラッピングして販売いたします。
恋人やお友達、ご両親や会社のセンパイ、ふだんお世話になっている人たちへ、
「あたたかな」冬のギフトを贈ってみませんか? 
みなさまのご来店をお待ちしております☆


ブックカバーに使用している和紙は、すべすべで気持ちいいですよ♪
使っていくうちに、しっくりと手になじんでくるのもまた楽しみです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
極楽クリスマスギフト2010
「本の冬じたく ーサンタに願いを、本にカバーを☆」

内容:竹笹堂 手摺ブックカバー + 文庫(古書)1冊(ラッピングあり)
価格:940円より
*カバーと文庫の組み合わせによって異なります。 
  ブックカバーは、1色刷 840円、2色刷 1260円、3色刷 1680円。
  文庫は、100円〜。お客さまのお好みの組み合わせでもOKです。
  詳しくはスタッフにお声かけください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


極楽NEWS☆ 香<GO KU RA KU>発売します!

こんにちは、ヤマグチです。
今日は、いよいよ来週発売となる、
当店オリジナル商品第2弾のご紹介です。

その名も、香<GO KU RA KU> (こう ごくらく)
当店の名称の由来でもある「極楽浄土」をイメージして開発したインド香です。

「え? ごくらく!?」
「ていうか、"極楽浄土"って何?」
と思われるみなさん、ハイ、ぜひとも続きの解説をお読みください。
そこには衝撃の事実が!!(あるかも!?)。


極楽NEWS☆『京都うつわさんぽ』入荷しました♪

こんにちは。ヤマグチです。
清水は、毎日が初詣出のように大にぎわいです。
本日は極楽堂はオヤスミですが、極楽編集部は絶賛活動中です。

* * *

さて、極楽堂では昨日より、書籍『京都うつわさんぽ』を入荷しました♪(新刊)
この本は、その名の通り、日本の焼きものからアフリカの雑貨まで、
骨董からコンテンポラリーまで、民藝から作家ものまで……
おそらく世界で一番、素敵なうつわに出会える街・京都のうつわガイド。
日常茶飯を豊かな「アート」に変えてくれるお店・スポット90軒を
たっぷりご紹介しています。


著者は京都の著述家・沢田眉香子さん。元エルマガジン編集長で、
文化を骨の髄まで愛し、「人」と「もの」を見つめるユニークな視点で
たくさんのファンを持つライターさんです。特にうつわへの思いは熱く、
今回もあふれんばかりのうつわ愛がこの本にたっぷり注ぎこまれています☆

そして、この本の編集をヤマグチが担当させていただきました!
「つくった人=売る人」である私は、かなり気合い十分であります。
昨日も、お店で一番目立つかもしれない(!?)書籍ポップをつくらせて
いただきました。お店でお会いしたみなさんには、ぜひ、京都のうつわ屋
さんめぐりのコツや、おすすめエリアなど、本に載せきれなかった小ネタを
ご紹介したいと思いますので、ご興味ある方はヤマグチを探してくださいね。

この本が、京都でうつわを探すみなさんにとって
素敵なパートナーとなることを祈って☆
1冊 1575円で発売中。

どうぞよろしくお願いします♪

極楽オススメ☆西陣で出会う、マカオの風景。


こんにちは。ヤマグチです。
本日は、おすすめの展覧会のお知らせです☆

フォトグラファーの石川奈都子さんと、切り絵作家の大倉美弥さんが、
マカオで滞在制作をされた新作二人展「NEARLY EQUAL」の巡回展が西陣で
昨日から始まりました。
マカオの街の気配や空気、人々、そして二人の作家さんがそれぞれに感じた思いが
風に乗って届いてくるかのような、心地いい展覧会です。
石川さんと親しくさせていただいているご縁で、先月開催された、
倉敷展をヤマグチは見せてもらったのですが、訪れる人々を包み込むように
大らかで心地よく、でもすっと芯の通った素晴らしい作品にたちに感動。
しばしの間会場にたたずんでしまいました。。。

京都展の会場は西陣の二会場。
ひとつは、ホテルとカフェとギャラリーが併設された町家カフェ、
もうひとつは、レトロな白いビルにある家具屋さん。
新作も登場するようで、展示する街も場所も異なることで、
またどんな見え方がするのだろう?? と、わたしもとても楽しみです。

観光のみなさんにとっては、旅先で出会う、さらなる旅の風景。
街中からは少し離れていますが、絶対に訪れる価値ありの、
素晴らしい展覧会になると思います。
さらに、石川さんとご友人の真水さんがつくられた「西陣マップ」が
ウェブで掲載中(めちゃ細かい! 楽しい〜)なので、
地元の人々に愛されるお店めぐりもできちゃいます。
ぜひぜひ、遊びにいってみてくださいね。

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自己紹介

極楽編集部

京都極楽堂書店で活動する編集ユニット。お店の最新ニュースから、京都のくらしや文化、オススメ観光情報を発信していきます☆ 書籍やイベント企画から取材執筆、広報まで幅広く活動中。お仕事依頼はこちらまで。

ヤマグチノリコ

新潟生まれ、知りたがりなO型。本と野菜とハナウタが好きな33歳。最近の興味は、妖怪と聖地と伝統工芸と。わたし、どこへ行く!?

よしだゆうか

三重生まれ、マイペースなO型。三度の飯と漫画を愛する23歳。清水まで自転車で通う理由は乗り物酔いするから。運動が苦手な看板娘(自称)。

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